消毒液の作り方
このページでは、流山化学が取り扱いをしている「次亜塩素酸ナトリウム」を用いて作れる「消毒液」について、ご家庭でも作れる簡単な方法をご紹介します。汎用性が高い消毒液を作れますので、是非ご活用ください。
まずは「消毒液」を作る為の用意をします。
- 作業をする為のビニール手袋
- 金属製では無いじょうご
- 次亜塩素酸ナトリウム(溶剤・6%のもの)
- よく洗ったペットボトル(2L・500ml)
- 水
次亜塩素酸ナトリウム(溶剤)は6%のものをご使用ください。
また溶剤は強アルカリ性の性質なので、ビニール手袋を着用し、金属製では無いじょうごを用いて作業をして下さい。
ビニール手袋を着用し、じょうごを用いて、用途別で希釈します。 倍率は用途別に異なります。下記を参考にして下さい。
①0.02%(200ppm)の消毒液を作る
- 2Lのペットボトルの半分くらいまで水を入れる
- 6%の次亜塩素酸ナトリウム溶液を「約7ml」、
じょうごを用いて、ペットボトルに入れる - 水を加えて全体で「2L」にします
- ペットボトルのふたを閉めて、
よく振って混ぜ合わせます
【希釈液の計算式】
6%×7ml÷2,000ml=0.00021(溶剤の全体を占める量)
0.00021=0.021%(約0.02%)になります。
②0.1%(1,000ppm)の消毒液を作る
- 500mlのペットボトルの半分くらいまで水を入れる
- 6%の次亜塩素酸ナトリウム溶液を「約8ml」、
じょうごを用いて、ペットボトルに入れる - 水を加えて全体で「500ml」にします
- ペットボトルのふたを閉めて、
よく振って混ぜ合わせます
【希釈液の計算式】
6%×8ml÷500ml=0.00096(溶剤の全体を占める量)
0.00096=0.096%(約0.1%)になります。
- 誤飲をしない様に、ペットボトルには「消毒液」と書く等、分かりやすい保管方法をとって下さい。
- 乳幼児の手の届かない場所で保管をして下さい。
- 作った消毒液は、時間の経過とともに効果が減少します。こまめに作り、短期間で使い切るようにして下さい。
- 汚れたぞうきんなどを消毒液に入れると、効果の減少が早くなります。 消毒液をバケツに入れて利用する場合等は、消毒液を1回ごとに入れ替える等、効果が高い状態を保ってご利用下さい。
- 消毒液を使用する際には、換気を十分に行って下さい。
- 酸性のものと混ぜ合わせると、有毒な塩素ガスを発生します。絶対に酸性の洗剤等と混ぜないで下さい。
- 皮膚への刺激が強いので、希釈をする際にはビニール手袋を着用して行って下さい。
- 溶液の原液が皮膚に付着した場合は、大量の水で十分に洗い流して下さい。
- 万が一目に入った場合は、ただちに大量の水で洗い流し、医師の診察を受けて下さい。
- 金属に使用した場合は、消毒後、水で洗い流すか、十分にふき取る様にして下さい。腐食の原因になります。
- 消毒液は、高温になる程、ノロウイルス等に対して有効になりますが、効果が上がる分、金属への腐食性や衣類への変色性も 強くなりますので、利用時は十分に注意して下さい。